10年前、ケニアの友人と『ナルト』について語ることは考えられませんでしたが、今ではアニメブームがケニアを席巻しています。コスプレイベントや映画上映会など、日本のアニメは特にナイロビで大人気となっています。


     アニメ文化は1990年代の『るろうに剣心(サムライX)』から始まりましたが、インターネットの普及により『ナルト』や『ブリーチ』などの作品が広まりました。現在では、「オタまつり」のようなイベントが開催され、コスプレ、音楽、日本食などを楽しむことができます。地元アーティストのEnnairaも、アニメ文化に貢献し、オリジナルソング「Watashi wa」を発表しています。彼女自身もコスプレイヤーであり、自作のコスチュームでイベントに参加しています。
ナイロビのアニメ文化をより深く理解するために、彼女にインタビューを行いました。
Q: アニメを観るようになったきっかけは?
A: 『千と千尋の神隠し』を観たことがきっかけです
Q: アニメの魅力は何だと思いますか?
A: 西洋のアニメーションとは異なり、戦闘シーンがより壮大で、ストーリー性が深いところです。西洋のアニメはコメディ要素が強く、ジャンルによっては軽い雰囲気のものが多いですが、アジアの作品はまるで人生の物語を語っているように感じます。
Q: どのようにしてコスプレを始めましたか?
A: 友人たちが『黒子のバスケ』のキャラクターに扮しているのを見て、こっそりコミュニティに入りました。そして、今では先駆者として認識されています。当時、ケニアにはコスプレの機会があまりありませんでしたが、「Movie Jabber」や野外での撮影会などがその機会を提供してくれました。


Q: これまでで一番気に入っているコスプレキャラは?
A: 『ワンピース』のチョッパーですね。とても気に入っています。最近では音楽的な要素があるブルックのコスプレにも挑戦し、演じること自体が楽しいです。
Q: ナイロビのアニメコミュニティはどのような雰囲気ですか?
A: とても温かく迎えてくれるコミュニティです。時には偏見を持たれることもありますが、ほとんどの人は自分が観ているアニメを他の人にも勧めたがります。『ワンピース』ファンは新しい人たちにアニメを観てもらおうとしていますし、コスプレイヤーたちは交流を楽しませてくれます。このコミュニティの一員であることが大好きです。お互いに支え合い、撮影会やイベントがあると、みんなが集まって応援してくれるんです。
アニメ文化が広がるにつれ、ケニアにおける日本文化への愛も深まり、世代を超えて人々を繋いでいます。